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椀子ワイナリーでの新たな一歩!農福連携による障がい者雇用の入社式に参加しました
2025年7月8日(火)、長野県上田市にあるシャトー・メルシャン椀子ワイナリーにて、メルシャン株式会社の入社式に出席してまいりました。
ナギノテの事業所からも、2人目の採用者がこの入社式で新たな一歩を踏み出しました!
農福連携の意義と未来への一歩
農福連携とは、農業と福祉が連携し、障がいのある方々が農業の現場で活躍する機会を創出する取り組みです。
この度の入社式は、農福連携の成果として、農業を通じて企業に就職する実績が着実に積み上がっていることを象徴する出来事でした。
障がいのある方々が、地域の産業であるワイン造りの現場で活躍することは、単なる雇用の創出にとどまらず、地域社会や企業、そして働く方々自身の未来を明るく照らす大きな一歩です。

入社式での心に残る言葉
入社式では、メルシャン株式会社の人事部長様から新入社員の皆さんへ温かいメッセージが贈られました。
その中でも特に印象的だったのは、「長く勤めてほしい。仕事をしていると困難な時もあるが、私はその都度目の前の一番大切な仕事に向き合ってきた。皆さんは『ぶどう』と向き合ってほしい」という言葉です。
このメッセージは、新入社員の皆さんに、ワイン造りの根幹である「ぶどう」への愛情と責任感を持って仕事に取り組んでほしいという願いが込められたものでした。
ぶどう一粒一粒に向き合う姿勢は、農作業を通じて社会とつながり、自己実現を目指す皆さんの姿と重なります。
私たちも、この言葉を胸に、働く方々を支え続けたいと強く感じました。

農福連携の未来に向けて
今回の入社式は、農福連携が単なる取り組みを超え、実際に企業と地域、働く人々を結ぶ架け橋となっていることを実感する機会でした。
メルシャン株式会社様の積極的な障がい者雇用の取り組み、そして椀子ワイナリーの素晴らしい環境に感謝するとともに、私たちもこのような機会をさらに増やしていけるよう、引き続き尽力してまいります。